わぁー!! 純米吟醸酒が…

うちには、お正月用に買っていた純米吟醸酒がまだ一本残っています。
何だか栓を開けるのがもったいなくて、そのまま手つかずでした。

毎日それを眺めながら
「まだあるある。うふふふふー」などと独り言を言う毎日でした。

先日のことです。
友人が赤ちゃんを連れて遊びに来ました。
赤ちゃんはキッチンに置いてあったビールの空き瓶で遊んでいました。
倒したり、ころがしたりして
「えへへへへへー」などと言って喜んでいます。
空き瓶だし大丈夫やな、と友人と話をしてたら
「ガチャン」と大きな音がしました。

見ると、赤ちゃんがビール瓶の陰にあった、あの大事な純米吟醸酒を倒し、それが倒れていたビール瓶当たり
何と、純米吟醸酒が割れてしまったのです。

赤ちゃんの周りは純米吟醸酒があふれていました。割れた瓶にはもう、ほとんど残ってはいませんでした。

僕は床にこぼれた純米吟醸酒をすすりたい衝動にかられたのですが、我慢しました。

赤ちゃんは「えへへへへへー」などと笑っています。
赤ちゃんを叱るわけにはいかず、怪我をしなかったことを幸いに思うようにしました。

「早く飲んでしまえば良かった」と、深く深く後悔したことは言うまでもありません。

器物破損の犯人はこの子です。