祇園、半夏生(半化粧)の庭
平日の休み、気になっていた祇園の半夏生を見に行きました。
少し前、京都祇園で大きな交通事件(事故というよりも事件ですよね)がありました。
その交差点の近くに建仁寺というお寺があります。日本史や美術史でも有名な風神雷神図屏風があるお寺です。
その建仁寺境内の一画に両足院というお寺があります。このお寺の庭に、半夏生(半化粧)が群生しています。
元々は、夏至から数えて十日目位を半夏生というのだそうです。そして、このドクダミ科の植物もこの時期に半分化粧した状態になるので半化粧なのです。なかなか含蓄のある植物です(^^)。
葉っぱの上の方の三枚だけが白くなり、後は緑色です。それで半化粧なのか!!
今日の京都は蒸し暑かったのですが、庭を眺めていると、時折涼しい風が吹いてきます。それが何とも心を落ち着かせてくれます。
この近くであんなに恐ろしい事件が合ったと思うと胸が痛むのですが、この半夏生の庭を見て、心を落ち着け、犠牲者の冥福を祈りました。
建仁寺の境内で、珍しいモーリス・ミニを見つけました。ローバー・ミニではなく、モーリス・ミニなのです。
祇園の裏道の路地が大好きで、のんびり歩くと心が癒されます。
この半夏生の庭の公開も今週いっぱいで終わりです。また、来年ですね。
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コメント
半夏生、清々しくて、心が洗われるような光景ですね。
なんか鳥みたいに見えます、お花が。
このモーリス・ミニ、シックな可愛らしさがありますね~。
あの事故は、信じられないいたたましい事故でした。
あの道は、何度も通っている馴染みの道だったので、
ニュースを見たときは、言葉もなく、絶句しました。
ご冥福をお祈りいたします。
投稿: りえ | 2012年7月 4日 (水) 23時36分
白いいろが、涼しげですね。
こんなに咲いていると、拡大した写真は迫力もあるかも。
最後の1枚の縦に伸びているのが花?
投稿: ブルー・ブルー | 2012年7月 5日 (木) 00時04分
半夏至、ハンゲショウ、どちらも
ブロガーさんの所で知りました。
いいなぁ、ハンゲショウ、
この目で見てみたい
庭園、町並み、
京都が伝わってきます。
投稿: casa blanca | 2012年7月 5日 (木) 09時09分
りえさん
そうなんです。鳥のように見えるんですよね。無数の白い鳥が緑の葉に止まっているような感じが特徴なのですね。
今年も半夏生が見れたのでうれしいです。
投稿: モーツアルト | 2012年7月 5日 (木) 11時53分
ブルー・ブルーさん
そうなんです。縦に伸びているのが花なんです。白いのが花のような感じなのが面白いですよね。花はいたって地味です。
去年は庭を歩いて回れたのですが、今年はお茶をする人だけ限定などとせこいことを言っていました。
投稿: モーツアルト | 2012年7月 5日 (木) 11時56分
casa blancaさん
>庭園、町並み、京都が伝わってきます。
そうですね。この辺りは独特です。昨日は七条から四条まで高瀬川沿いを歩いて行ったのですが、ここがまた、ステキな所なのです。もし、京都に来る機会がありましたら是非歩いてみてください。
投稿: モーツアルト | 2012年7月 5日 (木) 11時59分
2月に京都行ったときに、
ぶらぶらしていたところが事故現場だったので、驚きました。
色鮮やかな花もきれいですが、「白」もいいですね。
のんびりきれいな景色を眺めながら散歩するだけで、リフレッシュしますね。
モーリス・ミニ?
ローバー・ミニとモーリス・ミニというのがあるのですね。知らなかったぁ
投稿: くるたんパパ | 2012年7月 6日 (金) 05時44分
くるたんパパさん
京都では悲惨な事故が続いて起こり、ショックを受けました。僕もよく行く場所だったので、複雑な気持ちです。
半夏生、この季節ならではの風情がありますよ。
ミニも歴史が長いので、モーリスになったり、オースチンになったり、ローバーになったり、いろいろと紆余曲折があったようです。
投稿: モーツアルト | 2012年7月 7日 (土) 23時31分