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2014年6月

2014年6月29日 (日)

「本日♪小田日和♪」in和歌山

昨日から小田さんの2014年全国ツアー「本日小田日和」が始まりました。

ツアーのスタートは和歌山ビッグホエールです。行って来ましたよ。

odabiyori

アリーナ席で舞台の横ではありましたが、すぐ近くでした。

7月2日発売予定のアルバム「小田日和」からの10曲を中心に、三時間近くのコンサートでした。

和歌山は17年振りとのことで、「地元和歌山の方はどの位居るのかな?」との小田さんの質問に「はーい」と手を上げたのが4分の1か5分の1位、大半は大阪からなのかな?と思いました。

大阪からの快速(大阪から1時間位)は満員で、ほとんどみんなが和歌山で降りましたから。

 

初日なので、かなり緊張していると言っていましたが、小田さんの声がいつもよりとても良く通っていて最高の出来栄えでした。

稲葉さんのギターもいつも通りすごく良く鳴っていたし、金原さんらのストリングスにもうっとりしました。

あっという間の三時間でした。

バンドのメンバーに、今回はサックスの園山さんがいなかったのですが、何でやろ?

小田さんのMCで「最近、漢字を忘れるので辞書を引こうと思って辞書を探し、さて、引こうと思ったらどの漢字か忘れてしまうなんてことがよくあります」と言っていましたが、自分だけでないことがわかり安心したりしました。

帰りは駅の近くで「和歌山ラーメン」とビールを頂いて帰りました。ラーメン、すごく美味しかったですよ。もちろん冷えたビールもね(^^)。

次回は8月の大阪城ホールです。

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2014年6月28日 (土)

下駄の効用

ブログ友のcasa blancaさんが室内履きに杉の下駄を履いておられるとのコメントがあって、昔買った下駄を思い出しました。

1、2回しか履いていないので、ほとんど新品に近いのです。

geta

何とか活用出来ないものかとあれこれ考えました。外で履くのはあまり実用的ではないので、結局はまた履かなくなりそうです。

浴衣を着ることもないし(というか持ってないし)外ではきっと履かないなぁーと思っていたら、ふと思いつきました。「庭履きやー!!」

狭い狭い庭ですが、キュウリとかナスとか植えているので、様子を見に行ったり、洗濯物を干したりします。いつもはサンダルを履いているのですが、下駄にしました。

で、どうなのかと言えば、これが気持ち良いのです。足の肌触りも良いし、鼻緒が気持ち良い。

今年は、朝顔やミニひまわりも植えているので、これらが咲いたら下駄にぴったりという感じです。「日本の夏」という感じかな?

 

今日は、和歌山まで小田さんのコンサートに行って来ます(^^)。「小田日和」です。ワクワク!!

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2014年6月27日 (金)

夏はこれが最適です

竹で出来た草履です。

zouri

部屋履きに使っています。父の日に貰ったものなのですが、これが夏は最適です。

足触りも良いし、涼しげで快適です。どことなく、昔の「わらじ」を彷彿とさせます(履いたことはないのですが(^^;))

やっぱり夏は足元からですかね。

スニーカーで、メッシュとかでなくて涼しげで、スタイリッシュな物ってないかなーなどと探しているのですが、やっぱりメッシュ系が多くて、なかなか見つかりません(>_<)

サンダルとかは基本履かないので、夏は困ります。いっそ下駄なんていいかなー(冗談です)

みなさんは夏の足元はどうされていますか?

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2014年6月26日 (木)

エアコンの掃除

まだ暑さがさほどでは無いのでエアコンを使っていません。

でも、もうそろそろエアコンが必要となるので家中のエアコンの掃除をしています(これが毎年面倒なんですよね(>_<))。

フィルター類は水洗いして乾燥したら良いのですが、中味はどうしたら良いんだろう?っていつも考えていたのですが、どうしようもなくそのままにしていました。

たまたまホームセンターでエアコンの中を掃除するスプレーを見つけました。

こんなやつです。

airconsplay

1台で1本使うのですが、スプレーするだけで良いので手軽です。汚れたものは室外機の排水ホースから出てくるようで、特に後の処理は必要ないようです。

それで綺麗になったのかと問われれば、中のことなので定かではないのですが、排水ホースからは汚れた水が出てくるので、きれいにはなっているのかもしれません。

まあ、何もしないよりは綺麗になっていそうな気がするので、いつでも稼働できそうです。

エアコンはまだもう少し使わないと思うのですが、これで、準備万端です。いつ、暑くなっても大丈夫?です(暑くならないと良いのですが)。

皆さんはエアコンの掃除、どうしていますか?

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2014年6月25日 (水)

月日は矢の如く

みなさんお久しぶりです。

あっという間に2週間が経ってしまいました。

2週間の間に季節は確実に前に進んでいました。先月植えたキュウリがもう生っていたり

kyuuri

今月初め頃に種を植えた朝顔が芽を出しつるを伸ばしていました。

asagao

でも、こんな短い柵じゃすぐにツルが追い越してしまいそうです。長い竹にしたかったのですが、僕の車に入らないのです(>_<)。

そして、去年植えた桔梗が今年もさらに増えて咲いていました。

kikyou

あっ、そう言えば、京都の天得院の桔梗もそろそろ見頃だろうなー

kikyou3

今月は大学の同期会があったり、昔勤めていた会社の同期会が東京であったり、用事で仙台に行ったり、風邪をひいて体調が悪かったりと、かなりハードな日々でした。

季節は進んでいるといっても、まだまだ暑さに余裕がありますよね。日陰に入ると涼しい風が吹いてきたり、朝晩は少し寒いくらいなので、まだまだ過ごしやすいですね。

梅雨が開けたら大変なんだろうなー。この程度の暑さで、秋になってくれたらなーなんてあり得ないことを考えたりしてしまいます。

みなさんはお元気にお過ごしですか?

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2014年6月11日 (水)

小説「春の訪れ」第7話

それからも木星(きぼし)はいくつかの曲を提供した。どの楽曲もメディアに取り上げられ、話題になった。緑川のプロデュースは完璧だった。

<現代に甦ったベートーベン> <「障害」を乗り越えて作曲活動!> <苦悩する天才作曲家 緑川拓磨> そして、どの見出しにも、孤独で、繊細な緑川拓磨の写真がついていた。それらを目にするたびに、木星は微妙に揺れ動く感情を意識するようになった。自分の作品が世に出て、称賛される喜び。それは、木星にも予想出来なかった高揚感、子どもの頃、担任に作文コンクールで最優秀賞だと言われた時の信じられない気持ちと充足感と似ていると思った。一方で、その作品が、まったく別人のものとして木星に対峙する。それは、自分から生まれたはずのクローンが親を見下すように感じる不快感なのかもしれない。メディアから称賛されればされるほど、木星の心に冷たい風が吹く。頑張れば頑張るほどその思いは木星の心を浸食する。それでも、木星は止めることが出来なかった。

ある秋の土曜日、木星は恋人の美憂(みう)と個室風の居酒屋で会った。音楽雑誌の編集をしている美憂から相談があるとのメールが入ったからだ。もちろんそうでなくとも、木星にはうれしいことだった。

いつものことであるが、遅れてきた美憂は少し濃いめのベージュのコートを脱ぐと

「遅くなってごめん。今日も仕事だったの。たまには締め切りを気にしないでのんびりしたい」

などと言い訳を言って椅子に座る。深緑のセーターの裾から出しているチェックのシャツが可愛いと木星は思う。

「緑川拓磨って知ってる? 今度、うちの雑誌で彼の特集を企画することになったの。そこで音楽に造詣の深いあなたのご意見を伺いたいと思ったの。今日は私の奢りよ」

そう言って、生ビールの長いグラスを持ち上げ、軽く乾杯の仕草をした。

「造詣が深いなんて言われると嫌みに聞こえるけど……で、どんなこと?」

ビールをひと口飲んでテーブルに置く。ビールの泡が少し崩れた。

「率直に言って緑川拓磨の楽曲ってどう思う?」

木星は、崩れたビールの泡を少しの間見つめながら握りしめた拳の汗を不快に思った。

「良いんじゃないか。<組曲ヒロシマ>は僕も好きな曲だ」

少し言葉が震えたと思った。

「あの曲は私も好きよ。彼の楽曲はとても良い。スーッと細胞に染みこんでくるようで、美しいし、とても癒される。でも、緑川拓磨本人はね……」

美憂は手に持ったグラスを見つめ、それを左右に傾けたりしながら

「何か、信用できないのよね。個人的に知っているわけでもないし、会ったこともないけど、何か、そう思う。これは直感ね。でも、今まで、人を判断する時の私の直感は間違ったことがなかったわ。あなたに対してもね」

そう言って、木星に小さくウインクした。木星は照れた振りをしながら言葉を選んだ。

「彼は、僕の学校の講師をしていて多少は知っている。人格まではよくわからないけど、優れた音楽プロデューサーだと聞いている。広島でのイベントで随分有名になったみたいだけどね」

「そうね。優秀なプロデューサーで作曲家でもあるし、テレビでもたびたび取り上げられている。ちょっとカリスマ的にね。でも、なんか引っかかるのよね。彼は、メディアの乗せ方が巧みだわ。あの繊細で陰のある風貌と、<障害を乗り越え>とか<広島での核廃絶>とか、<現代のベートーベン>とか、メディアが喜びそうなコンテンツが揃いすぎている。乗りすぎはメディアの悪い癖よ。今までの過ちが教訓になってないのよね。私は今回の企画は、冷静に取り組みたいと思っている。余分なファクターを取り除いて、事実だけを記事にしたいと思う」

木星は二杯目の生ビールを注文した後

「そうだね。その方が良いと思う。余分な修飾は必要ない。彼の音楽だけがすべてだと思う」

木星は辛うじてそう答え、つまみのサラダを口に入れる。セロリがいつもよりずっと苦かった。(つづく)

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2014年6月 4日 (水)

小説「春の訪れ」第6話

少し眠ったらしい。気がつくと、部屋の西側から日が差している。デジタル時計は17時を表示していた。木星はシャワーを浴び下着を替える。サマースーツをクローゼットに掛け、白のポロシャツとベージュのチノパンに着替えた。

平和公園は、まだまだ衰えていない西の太陽の勢力下にあった。しかし、夾竹桃の葉陰や、大噴水の水しぶきにも、やがて訪れる夕暮れの気配が少しずつ染みこんで来ている。木星はあまり暑さを感じなかった。喉が渇いているわけでもないのに口の中が乾いている。いつもより心臓が速い。

18時。開演時間ぴったりに、特設ステージに男が片手を上げて出てきた。細身の黒いスーツ。長い髪、薄い色のサングラス。緑川拓磨がステージに立つと、夏の夕暮れを切り裂くような拍手が起こる。何も言わずにステージ用の電子ピアノの前に座る。後ろにはフルではないが、オーケストラ。緑川拓磨とオーケストラの間には混声合唱団が並ぶ。やがて、このコンサートのテーマ曲「ヒロシマの風」が流れる。四拍子のスローなバラードが、静かにゆっくりと流れ出す。

誰でも弾けそうなシンプルな曲だが、彼ほど的確に曲の思いを表現するプレイヤーはいないのではないかと思った。野外ステージから弾き出されるエレピアノの音が会場周辺に配置されたモニタースピーカーから流れ出る。木星は突然、高校生の時、西の地平線に沈みかけるオレンジの夕日を見て涙が出てきたあの感覚を思い出した。それは、木星の感情の襞に静かに染みいってくるようだった。Aメロが終わって、Bメロに入った所で、ストリングスが、まるで一本の細い糸のようにサブメロディーを奏でる。それは、主旋律のエレピの音に寄り添うようでいながら、十分に存在感のある美しい音だった。ストリングスを追いかけるように、オーケストラの様々な楽器が、その個性を主張しながら、主旋律と調和する。それらの全てが一つの流れとなり、会場の人々の間をゆったりと通り抜け、やがて、幾つもの流れに分散し、公園を吹き抜ける風になる。もはや、誰も暑さを感じない。

木星は小さく震えながら、身体の細胞一つ一つで、この音楽を感じる。握った拳の震えを押さえることが出来なかった。拳の震えが電気信号のように、少しずつ身体中の神経に伝わり、全身がブルブルと震え出す。木星は目をつぶり、その快感に溶け込んでいく。

いつの間にか、主旋律がエレピからストリングスに変わり、厚みのある深いサウンドになる。混声のコーラスが密かな風のように加わり、やがて主旋律を凌駕するように響き渡り、そのまま一気にフェードアウトする。ほんの一瞬の静寂の後、ため息と拍手がない交ぜになった嵐が起こる。そして、それはいつまでも続いていくように思えた。

緑川が電子ピアノから立ち上がり、客席に向かって右手を挙げる。拍手がより一層大きく響き渡り、人々の漏らす感嘆の声と混じる。間を縫って指笛がするどく会場を切り裂く。緑川が深々と頭を下げる。頭を起こし、マイクを持って静かに話し始めると、会場のざわめきが、スーッと空の一点に吸収されマイクを通した緑川の声だけになる。

「私が数ヶ月かけて作った『組曲・ヒロシマ』のテーマとなる『ヒロシマの風』です。この曲が、ここに眠る多くの御霊を、穏やかな風となって、優しく、安らかに包み込んで欲しいと願っています。そして、今、ここに生きている私達も、平和への思いを新たにし、世界中から核兵器をなくすという強い意志を、全ての参加者と共に再確認したいと思います。今日のコンサートには、私の主旨に賛同された多くのアーティストに参加していただきました。十分に楽しむと同時に、平和への願いを新たにしようではありませんか」

緑川拓磨は深々と頭を下げた。歓声と拍手は、次のアーティストが登場するまで鳴り止まなかった。(つづく)

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2014年6月 2日 (月)

小説「春の訪れ」第5話

暫く経って緑川からのREが入る。

「ほぼ完璧だ。特に第三部が良い。今回のイベントのテーマになる曲だからね。一部、二部と非常に対照的でどちらの良さも引き立てているようだ。この曲は私がピアノを担当する予定だ。シンプルだけど胸を打つ。レクイエムはシンプルで良いと思う。曲調がメジャーなのかマイナーなのか、そのどちらでもないのか? 実に面白い。ただ、主旋律が、君の作った通り、ピアノにするか、エレピアノにするか、少し考えさせてもらいたい。後、Aメロの出だしからストリングスが入っているよね。あれ、Aメロのリピートから入れて欲しい。ストリングスが美しい。まさに平和公園を通り抜ける、乾いた涼しい風だ。繊細で美しい音は、ここに眠る多くの魂を慰めてくれるに違いない。素晴らしいよ。今のところそれ位だ。早速、詳しい打ち合わせをしたい。また連絡する。 緑川拓磨」

緑川の感想は、木星が苦心し、そして、心を込めて作り込んだ核心に迫る、非常に的確なものだった。木星はそのことに驚き、緑川に強く惹かれた。

何度かの打ち合わせを経てCDが出来た。

<ーー「障害」を乗り越えて、ヒロシマへのレクイエムーー

作曲家でもある、音楽プロデューサー緑川拓磨氏がヒロシマへのレクイエムである「組曲 ヒロシマ」のCDを完成させた。緑川拓磨氏は極度の弱視と難聴という「障害」を持ちながら音楽活動を続けてきた。今回のCDは、緑川氏が企画して開催される平和コンサートに先駆けて発売される予定。「風化しつつある原爆の悲劇を思いだし、反核の強いメッセージと共に後生に伝えていきたい」と、氏の思いを語る。このCDは三部構成の組曲となっており、全ての曲を緑川氏が作曲し、広島市のオーケストラが演奏した。CDやコンサートの収益の一部は広島市に寄贈される予定だ>

六月に入って間もなくの新聞記事だった。

Tシャツにパジャマのズボンのまま、ドアポケットから新聞を取り出し、少し汗ばんだ額を首に掛けたタオルで拭く。キッチンの椅子に座り、新聞を広げる。煎れたてのコーヒーの香りが、新聞のインクの臭いと重なり合う。木星はコラムの記事を見て、思わず新聞に顔を近づけた。薄い色のサングラスを掛けた長髪の緑川拓磨の顔がそこにあった。

「極度の弱視と難聴? 『障害』を持ちながら音楽活動を続けてきた?」

強ばっていた顔が少しずつ緩んできた。なるほど……。少し苦いコーヒーを口に含んで呟いた。

 

木星はのぞみからホームに降りる。急激な温度差に身体中の神経が萎え、急速に力を失い、汗すら出てこない。もう少し気温が低いと汗も出るのかもしれないと思う。八月に入ったこの日に、木星は広島の駅に着いた。空を見上げるまでもなく、雲一つないことはわかる。飽きるほど日差しを浴びたタクシーがのろのろと木星の前で止まった。ドアが開くと、中から冷たい空気と、タクシー独特の疲れた臭いがスーッと木星の身体に纏わり付く。カバンを放り込み、白い布のシートカバーに座る。萎えていた神経が少しずつ息を吹き返す。

「広島ロイヤルホテルまで」

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そう言って目をつぶる。今日は緑川拓磨のプロデュースする「ピースコンサート・イン・ヒロシマ<ヒロシマの風>」の日だ。ひと月前に緑川から特別席のチケット数枚と、新幹線のグリーンのチケット、ホテルの宿泊券が届いた。恋人の美憂は誘わず、一人で来た。18時の開演まで数時間ある。木星はかなり広いツインのこの部屋で少し寛いでから平和公園に向かうことにした。(つづく)

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