訂正すべきかどうか?
馬場俊英さんの「馬場俊英のオーディナリーナイト」というラジオ番組をいつも聞いています。
番組の話題で「会話している時に相手が明らかに間違っていた時に間違いを正すべきか否か?」というテーマで話がありました。
これってなかなか難しいですよね。
馬場さんの話の中で、彼が昔アルバイトをしていた居酒屋の板前さんのトップの人が「シルベスター・ローンっていいよなー」と言っていたそうなのですが、みんなが間違っていると気付きながら、その間違いを誰も指摘出来なかった。という話をしていました。そうなんです。それってありますよね。特に、こういうヒエラルキーの強い社会では、上の人が間違っていても誰も指摘出来ません。これはどの社会でも同じだと思います。
その人との関係性にも寄りますが、あからさまに間違いを指摘すると、相手もいやな思いをするし、指摘しなかったらまた同じ間違いを犯すことになるし、うーん、困ったなぁ 状態になりそうです。
そんな時どうしたら良いのか?
僕の経験から言えば、すぐに訂正してもらった方が良いと思います。それも、変に遠慮せずにすかさず「○○ね」と、正しい良い方を言って貰った方が良いような気がします。
でも、これは親しい間柄だったら良いのですが、そうじゃなかったらなかなか言いにくいですね。
では、先の例で言うとどうなるか?
「あっ、それシルベスタ・スターローンって言うらしいですよ。僕も間違えていました。ややこしいですよね」
と言う言い方が良いとか。
間違って記憶していることってあります。自分では間違っているという認識はまったくないから困るのです。
例えば僕は「東西南北」を「とうざいなんぽく」と呼んでいました。これが間違いなどとは全然思っていなかったので、たぶんいろんな人に言ったと思います。でも、今まで一度も間違いを指摘されたことはありませんでした。それが、随分昔ですが、「それ、どうざいなんぼくなんじゃないの?」と言われて、ええー! と思い、辞書で調べたら、やはり「とうざいなんぼく」でした。
あの時に指摘してもらえなかったら、今も「とうざいなんぽく」って言っていたと思います。
まだつきあい始めたばかりの恋人未満の異性だったらどうだろう? などと、番組では話が盛り上がっていましたが、これは難しいと思います。でも、あえて指摘せずに、聞き流して良い時もあるんだと思います。だってそれで気まずくなって白けてしまったら元も子もないのでは無いかと言う気もします。間違いの内容にも寄りますが……。
みなさんはそういう経験ってありますか?
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コメント
おはようございます
どうでもいいひとあれば放置ですが、
やはり普段接しているひとであれば、教えてあげたほうがいいですよね。自分より年上のだったり、立場的に凄い偉い人でも間違いはあるものです。
特に若ぶっている若者言葉を使っているオヤジに多いパターンかも(笑)
自分も気をつけよっと!
投稿: たろ | 2016年4月11日 (月) 05時45分
たろさん、こんばんは。
>特に若ぶっている若者言葉を使っているオヤジに多いパターンかも(笑)
それってすごく良く分かります。何度か目撃したことがあります。
やっぱり自分なりの言葉を持つべきですよね。
僕は間違いを指摘されるほうが多いです(^^;)
投稿: モーツアルト | 2016年4月11日 (月) 22時45分