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2019年1月10日 (木)

竹久夢二

仕事の帰りに(今日は最終試験だけだったので楽勝だった)駅の近くの「A市文化博物館」に寄った。

朝、駅のポスターで竹久夢二展をやっているのが目に止まった。これは是非ともと思い、仕事もそぞろで、終わりが待ち遠しいほどだった。

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2階の展示場すべてが竹久夢二だった。木版画からオフセット印刷、自筆、石版画、写真、掛け軸等々、あらゆる作品が展示してあった。圧巻だった。

どの作品も古さを感じさせない。和モダンのセンスの良さには改めて脱帽。うっとりと鑑賞した。

中でも、「婦人グラフ」の表紙絵や挿絵のセンスの良さには本当に驚いた。

夢二の作品で初めて知ったのは「関東大震災実況絵はがき」という作品群だ。

悲惨な現場をスケッチしたものだが、夢二の深い悲しみと怒りと、彼独特の優しさと慈愛を感じた。モノクロの自筆の絵だった。

それと、彼の愛した女性たち(たまき、お葉、彦乃)が、また美人なんだよね。

すべての作品に見とれて、時間を忘れてしまいました。

この博物館、平日のせいか、夕方だったせいか、ほとんど人が居なくて、ゆっくりと鑑賞出来、贅沢な時間だったと思う。

帰りに、売店でこんなちっちゃなポーチを買った。

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ティッシュポーチらしいけど、ギターのピックやカポタストとかのポーチにしようと思う。

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コメント

モーツアルトさん。

お仕事帰りに美術鑑賞だなんていいですね〜
わたしも、夢二の作品は大好きです。
美術館に見に行ったとき、いわゆる美人画というか、
「the夢二」というような代表作以外に
デザインの仕事もしていたことが驚きでした。
モーツアルトさんがおっしゃるように、
そのセンスのよさに脱帽です。
デザインを印刷した千代紙のようなものを買って帰って
フレームに入れた覚えがあります。

椿柄のポーチ、素敵ですね。

投稿: a-kaki | 2019年1月10日 (木) 22時40分

a-kakiさん
コメントがおそくなってすみませんでした。
a-kakiさんも夢二ファンでしたか。良かった!!
金沢の湯桶温泉にも夢二の常設館があるみたいですね。

>デザインを印刷した千代紙のようなものを買って帰って
フレームに入れた覚えがあります。

千代紙も展示してありました。栞とか、絵はがきとか、風呂敷とか、いろんな物をデザインしていたようです。風呂敷もとてもオシャレでした。

投稿: モーツアルト | 2019年1月13日 (日) 22時42分

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