うぐいす
「俺は鶯と話をしている」
と言ったら、たいがいの人は「変な奴と思ってたけど、やっぱ変な奴だったんだ」と思うかもしれない。
でも、本当なんですよ。
ウォーキングしているコースに竹藪がある。その竹藪を通る時に俺は鶯に口笛で挨拶をする。「ホーホケキョ、ケキョ、ケキョ」みたいな。
すると必ず返事が返ってくる。たぶんこんな感じだ。
「おはよう。元気かい?」
「元気よ。あたなは?」
「俺も元気だよ。今日はカラスが多いから気をつけような!」
「ありがとう。あなたも事故に気をつけて」
それだけなのだけど、何だか気持ちが通じて嬉しくなる。
反対側の竹藪からも、時々返事が返ってくるけど俺は無視している。
鶯は、雌が食べ物を捕獲に行って、帰ってくる時に「安全だよ」と鳴くらしいが、必ずしもそんな時だけではないと思う。
鶯も時に、人間と話したいのだと思う。
今日は、名前は分からないけど、花や茎を見るとコスモスの仲間だと思う。黄色い綺麗な花が咲いていた。それだけで幸せになる。
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